◆−S(過去編)−扇(6/4-18:49)No.10335
 ┗L(恐怖編)−扇(6/5-17:11)No.10346
  ┗A(悲恋編)−扇(6/5-17:33)No.10347
   ┗面白かったです−にゃあ(6/6-09:01)No.10355
    ┗はじめまして☆−扇(6/6-17:02)No.10359


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10335S(過去編)6/4-18:49



 今日は、扇です!
 今回は謎的短編集!!
 実は、にらいかない様の『怪話』に触発されましたが!!(おいおい)
 たぶん! パクリじゃありません! きっと!!(おいおいおいおい)
 いえ、断固運動会の最中にばっくれる方法と一緒に思いついたなんて事は・・・!!(つまり、運動会の最中にばっくれる方法と一緒に思いつきました)

 ギャグですが・・・お楽しみいただけたらなぁ以下省略。
 ちなみに、『S』の意味は特にあったり無かったり(ありますが)
 断じて、部下Sの事ではございませんです。はい。マジで。

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  S(過去編)


 降りしきる雨の中、小さなペンションの中で彼女たちは、過去の文献を読みあさっていた・・・・・・。

リナ  :うーみゅ、無いものねぇ・・・。
アメリア:そうですねぇ・・・。
フィリア:どうしたんですか、リナさんアメリアさん?
リナ  :あっ、フィリア。良いところに来たわ。
フィリア:?
アメリア:今、世界の文化財についていろいろ調べていたんです。
フィリア:文化財・・・ですか?
リナ  :あと、国宝とか。
フィリア:なんでまた、そんな物を・・・。
リナ  :ほら、あたしたちは今ダークスターの五つの武器の一つ、ガルヴェイラを探しているじゃない?
     そのために、何か手がかりになる物がないかな、って・・・。
フィリア:リナさん・・・!!
     やっと、その気になって下さったんですねっ!!
リナ  :いや、その・・・(こんなに感激している中で、実はそれは言い訳だ、なんて言ったら、モーニングスターが飛ぶわね・・・)
     まぁ、そういうトコよ(本当はちょっと調べてみたくなったからだけど・・・)
フィリア:そういうことなら、是非手伝わせて下さい!!
アメリア:じゃあ、フィリアさんは何か、世界的に有名な文化財とか、知りませんか?
リナ  :(あーそういえば、アメリアも真実を知らないのよねぇ・・・)
フィリア:そうですねぇ・・・そう言えば、魔族って存在自体が文化財ですよねぇ。
リナ  :たしかに、あれだけ長生きしていれば人間国宝・・・もとい魔族国宝ね。
アメリア:じゃあ、魔族のみなさんを、それぞれ文化財に当てはめてみましょうか。

 みなさんは、お気づきだろうか。
 この時点で、話が脱線していることに・・・。

リナ  :まず、魔王シャブラニグドゥよね。
アメリア:赤いですよねぇ。
フィリア:とりあえず、作られた物ですけど・・・。
リナ  :人間の中から自然発生するから、自然文化財よね。
アメリア:どういうものですか、それ・・・。
リナ  :深く気にしちゃダメ。次は魔王腹心よ。
フィリア:獣王ゼラス=メタリオムは・・・。
アメリア:絶滅寸前ですね。
リナ  :世界で一匹しか居ないからねぇ・・・。
フィリア:保護動物ですね。
アメリア:朱鷺みたいな感じですね。
リナ  :じゃあ、腹心のゼロスは?
フィリア:あんなの、生ごみで十分です!!
リナ  :そう・・・・・・じゃあ、覇王グラウシェラーは?
フィリア:原作でも、詳しい姿は表されていませんし・・・。
アメリア:無形文化財、ってところでいいですね。
リナ  :そうね。
フィリア:海王ダルフィンは・・・。
リナ  :怪王みたいだから、妖怪人間○ムってとこにしておくわ。
フィリア:そうですか?
アメリア:じゃあ、人の手が入ったものですね。有形文化財ですか。
リナ  :じゃあ、しらみつぶしの要領でどんどんいくわよ!
アメリア:次は、冥王フィブリゾです!
リナ  :ゾンビじゃない!
フィリア:怪奇話だけで十分です。
アメリア:じゃあ、没ですね。
リナ  :そうね。
フィリア:じゃあ、最後は・・・。
リナ  :魔竜王ガーヴ・・・。
フィリア:あの、ヴァルガーヴの主にして恩人の・・・。
アメリア:原作の描写より、フケ顔の・・・。
リナ  :でっかいとかげ・・・!!
アメリア:ああああああああっ!!
フィリア:それを言ったら、ヴァルガーヴはどうなるんですか!?
リナ  :フィリア、知らないの? 法律で決まってるのよ。
     エロ腰は人間国宝って・・・・・・!!
アメリア:そういえば、この前新聞に・・・!!
フィリア:載ってたんですかっ!?
リナ  :フィリア・・・世間知らずのお嬢様なのは多少は仕方ないとは思っているけれど、せめて新聞くらいはチェックしなさい・・・。
アメリア:朝日新聞にしますか? 読売にしますか?
リナ  :あたしは、朝日新聞派よ。
フィリア:わ、わたしはドラ・スポを取っていますが・・・。
リナ  :まだ、あれ出てたの!?
フィリア:はい、編集者が変わりましたから・・・。
アメリア:そうですか、残念です・・・セイルーン・新聞も薦めようと思ったんですが・・・。
リナ  :アメリア、新聞はやっぱり朝日よ!!
アメリア:黄昏時には読売です!!
リナ  :・・・・・・!!
アメリア:・・・・・・・・・・・・!!

 口論が続くリナとアメリア。
 それを横目に、ドラ・スポをチェックし直すフィリア・・・。
 それを背に・・・・・・完。

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 第一話、過去編。どこが過去かって言うと、文化財なあたり。
 エロ腰は人間国宝、その言葉の為だけにすべてを書いたっていう事実は闇に沈めて・・・。
 とりあえず、続きます(汗)

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10346L(恐怖編)6/5-17:11
記事番号10335へのコメント


 どうも、こんにちは。扇です。
 学校の授業中に考えること約1時間。出来た出来た、続編が。
 ちなみに、LってのはL様の事じゃありませんので。
 ではでは、手始めに行ってみましょうか!!

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  L(恐怖編)

 小雨の中、山奥の小さなペンションの中で、彼らは話を始めた・・・。

ガウリイ:ぐーぐー・・・。
ゼル  :よく寝るもんだ。
ヴァル :まったくだ。
ゼル  :・・・!!? お前、なんでこんなトコに!?

 作者の趣味だ。気にするな。

ヴァル :・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・秘密だ。
ゼル  :・・・・・・(こいつ、自分も知らないな)
ヴァル :ところでお前ら、こんなところで何をしているんだ?
     ダークスターの五つの武器はどうした?
ゼル  :その文献調べと買い物に町に行ったリナ達を待っているのさ。
     雨で遅くなっているようだがな。
ヴァル :ヒマ人だな。
ゼル  :・・・・・・・・・・・・。
ガウリイ:ヒマなら、怪談話でもやらないか?
ゼル  :!? お前、いつ起きた!?
ガウリイ:今さっき。
ゼル  :・・・・・・。
ヴァル :怪談か・・・面白そうだな。よし、百物語といくか。
ゼロス :面白そうですねぇ。
     僕もまぜて下さいよ。
ガウリイ:うわ出たっ!!
ゼロス :ガウリイさん・・・・・・(汗)
ヴァル :まあ、大人数の方が面白いか。
ゼロス :ふっふっふ・・・。
ガウリイ:じゃあ、始めるか!!

 ゼロスの力により、部屋は蝋燭の明かりのみとなる。ムード満点。
 というわけで、あっという間に五十話ほど・・・。

ゼロス :そして、振り返ったその先には・・・・・・!
ガウリイ:(ごくり・・・)
ゼロス :なんと、クラゲが!!
ガウリイ:わ――――っ!!
ゼル  :お前の仲間だろ、クラゲは・・・。
ヴァル :じゃあ、次は俺か・・・。
     昔、俺がまだ竜の神殿にいた頃・・・・・・。

 〜省略〜

ゼロス :どきどきどき・・・。
ガウリイ:それ、実話か・・・!?
ゼル  :うさぎが道路工事なんて・・・・・・!!
ヴァル :もしかしたら、俺のみ間違えかもしれないが・・・。
     あれは、たしかに・・・!!

 何の話してんだ、こいつら。

ゼロス :とうとう、百話目ですね・・・。
ゼル  :ゼロス、その手に持っているマイクは一体・・・?
ゼロス :気にしないで下さい。
     さて、ここでベストオブ百物語を決定しましょう!!
ヴァル :百話目は数えないのか?
ゼロス :百話目の方が怖かったら、変更しますよ。
     さあ、ベストオブ百物語は・・・!!

 ダラララララララララララララとドラムの音。
 ちゃーん。

ゼロス :ヴァルさんの『そこにはうさぎの道路工事が』に決定しました!!
サクラ :わぁぁぁぁぁぁっ!!
ゼル  :今のサクラは一体・・・?
ゼロス :さあ、受賞者の一言!!
ヴァル :まさかあの話がベストオブ百物語になるとはな・・・実際、過去最高の恐怖体験だった・・・。
     対になる『亀のマラソンランナー』は別の機会に話してやるか。
ゼロス :という、ありがたいコメントをいただきました!
     亀のマラソンランナーとは一体どんな話でしょうか、楽しみです!!

 一体どこが、ありがたいコメントなのだろうか。

ガウリイ:じゃあ、百話目といくか!!
ゼロス :では、この僕がこの雨の夜にぴったりの話をして差し上げましょう!
     それは、ある雨の激しい夜のことでした・・・。
ゼル  :そう言えば、リナ達遅いな・・・。
ガウリイ:雨もかなり強くなってきてるしな。
ゼロス :小さなペンションの戸をどんどんと叩く音が、あたりに響きます・・・。

 本当に、どんどんと音がする。

ガウリイ:ぜ、ゼロス、ムード作りは上手だな・・・。
ゼロス :お褒めに与り、ありがとうございます。
     さて、びっくりしたペンションの人々は、戸の鍵を開けます。

 カチャ、と本当に戸の鍵が開く。

ゼロス :すると、そこには・・・・・・!!

 どっごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぅぉぉぉんッ!! と、爆発。

リナ  :大雨降ってんのよ!!
     町に迎えに来てくれても良いじゃない!!
アメリア:びしょびしょです〜・・・。
フィリア:ひどいです!
ガウリイ:り・・・リナたち・・・お帰り、遅かったな・・・。
リナ  :遅いのは当たり前でしょう!!
     お詫びにタオルくらい持ってきてよ火炎球(ファイアー・ボール)!!
アメリア:すっごく寒いです氷の矢(フリーズ・アロー)!!
フィリア:とどめの炎の祝福(フレイム・ブレス)!!


 その夜、雨の中の小さなペンションが一つ、突然全壊した・・・・・・。


ゼロス :ベストオブ百物語は、『振り返ればドラまたが』に変更ですね!
リナ  :なーにのんきにしてんのよ神滅斬(ラグナ・ブレード)!!
ゼロス :り、リナさん、それはちょっとシャレになりませんよっ!!

 逃げるゼロス、追うリナ。
 それを背に暖炉で体を温めているアメリアとフィリア、そして黒こげのガウリイ達を置いて・・・・・・完。

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 第2話、恐怖編。ただの怪談話。
 「ホーンテッド・ナイト?」を見て考えたのではありません、と言うことだけ述べておきましょうか・・・。

 やっぱり続く!!

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10347A(悲恋編)6/5-17:33
記事番号10346へのコメント


 またまた今日は、扇です。
 だいたいこの辺になれば、題名のアルファベットの意味も分かる・・・でしょうか?
 とりあえずコレは、Sの続きってことで。
 お楽しみいただけたら、不幸中の幸いです。

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  A(悲恋編)


 彼女たちは、やっと文化財から話題を変えたようだ・・・。

リナ  :ねえ、この本見て。
フィリア:『悲恋』?
     ああ、あの叶わぬ恋ってやつですね。

 ちょっと違うような。

アメリア:可哀想ですけど、ちょっと憧れちゃいますよね〜。
リナ  :そうねぇ。
     ねえ、身近に悲恋の人って居ない?
フィリア:悲恋ですか・・・。
アメリア:う〜ん・・・。
リナ  :あッ!!
     ルークとミリーナ・・・・・・。
アメリア:たしかに、悲恋・・・。
フィリア:でも、原作ネタ・・・。
リナ  :可哀想よね・・・。
     お葬式もしてないし・・・。
アメリア:そーいう問題ですか・・・?
リナ  :本当に・・・二人は・・・。
アメリア:お葬式は・・・?
リナ  :原作で、あんな目に・・・!!
アメリア:だから、お葬式は・・・?
リナ  :あれこそ、悲恋よ!!
アメリア:お葬式・・・・・・。

アメリア:悲恋女王と言ったら、マルチナさんですね。
リナ  :なんで・・・?
アメリア:だって・・・。
     ゼルガディスさんに、ガウリイさんに、ゼロスさんに・・・。
     フィブリゾに、果てはザングルスさんにまで恋をしたんですよ。
リナ  :一つ叶ったからいいじゃない・・・。
アメリア:あの、魔竜王ガーヴを、ガーターって呼んだんですよ!?
     恐ろしい人じゃないですか!!
リナ  :そーいうもんなの・・・?

フィリア:私たちの周りにも、悲恋をしている方は多いんですね。

 お前の周りじゃないぞ。

リナ  :ならばいっそのこと、文化財に・・・。

 いい加減、それから離れろや・・・。

アメリア:ゾアメルグスターを・・・?

 それは嫌!!

フィリア:あっ、そういえば・・・。
リナ  :フィリア?
     どうしたの!?
フィリア:今、突然・・・。
アメリア:御信託が?
フィリア:いえ・・・思いついたんです。
     悲恋の人を・・・・・・。
リナ  :えっ?
     誰!?









フィリア:ヴァルガーヴと魔竜王ガーヴ・・・・・・。


































フィリア:ああっ、ごめんなさいごめんなさいっ!!
     しっかりして下さい、リナさんアメリアさんッ!!


 普通に二人を思いついたのか、それともあのTRY第26話のアイキャッチを思い出したのか、頭を抱えてうずくまったリナとアメリアを背に・・・・・・完。

__________________________________

 てへっv ごめんなさいv
 ・・・・・・というわけで・・・ガーヴァル・・・?
 でもでも、私はヴァル受けならそうオッケーだから・・・!!
 いや、そう言う問題じゃないのは分かってますが・・・。
 でも、もしTRY第26話のアイキャッチでカップリング作ったら、ヴァル受けじゃないような・・・。

 いえ、戯れ言ですが。

 良いじゃないですか、重要文化財にしましょうよ、ゾアメルグスターを!!

 ・・・いえ、戯れ言です。気にしないで下さい。
 というわけで・・・とりあえず続きます!!

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10355面白かったですにゃあ 6/6-09:01
記事番号10347へのコメント

笑いました。会話だけで状況がわかるって言うのがすごいですよね。
こういうのも、楽しくて好きです(はぁと)
次作期待してます。
それでは!

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10359はじめまして☆6/6-17:02
記事番号10355へのコメント

にゃあさんは No.10355「面白かったです」で書きました。

 はじめまして、にゃあさん。

>笑いました。会話だけで状況がわかるって言うのがすごいですよね。
>こういうのも、楽しくて好きです(はぁと)
>次作期待してます。
 ありがとうございます〜☆
 明日あたり、書こうかしら・・・。

>それでは!
 ではでは〜☆