◆−僕に好きと囁いて・・・(ゼロリナ)−ramia(6/4-13:54)No.10327
 ┣Re:はじめまして−tsubame(6/4-15:31)No.10330
 ┃┗Re:よろしくねー♪−ramia(6/4-20:30)No.10336
 ┣きゃぁ〜!−理奈(6/5-14:06)No.10342
 ┃┗Re:はじめましてぇ〜!−ramia(6/5-19:45)No.10350
 ┣Re:僕に好きと囁いて・・・(ゼロリナ)−ちな(6/6-18:22)No.10360
 ┃┗Re:僕に好きと囁いて・・・(ゼロリナ)−ramia(6/6-20:37)No.10364
 ┣恋の実一つ−ramia(6/7-17:46)No.10383
 ┃┣Re:恋の実が欲しいです−tsubame(6/8-20:41)NEWNo.10398
 ┃┃┗Re:ほしいですか?なんならお一つ(無理だって!)−ramia(6/9-20:31)NEWNo.10418
 ┃┗Re:恋の実一つ−CAT(6/9-01:03)NEWNo.10406
 ┃ ┗Re:はい、もう一つあったりします。−ramia(6/9-16:09)NEWNo.10410
 ┗Re:僕に好きと囁いて・・・(ゼロリナ)−CAT(6/9-00:41)NEWNo.10405
  ┗Re:初めましてぇ〜。−ramia(6/9-16:03)NEWNo.10409


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10327僕に好きと囁いて・・・(ゼロリナ)ramia E-mail URL6/4-13:54

こんちゃーー!!ramiaです!
お久しぶりに投稿です〜!
またまたゼロリナです。お好きな方はお読み下さいです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『僕に好きと囁いて』

ゼロスサイド

「リナさん好きですよ。」
「あーはいはい。私も好きよ。」
「でしたら僕と・・・、」
「でも、一緒には行かないかんね。」
「い・・・いえ、そうではなくてですね・・・、」
「ほら、もう帰った帰った。私は眠いんだから。
夜更かしは美容の大敵なのよ。」
「あ・・・あの・・・リナさん・・・、」
あっ・・・かまわず布団に入っちゃいました・・・。
いえ、いつものことなんですよ。
リナさんてば、僕が本気でリナさんのこと好きって信じてくれないんですよ。
で、いつも僕にかまわず寝ちゃうんです。
「リナさぁ〜ん。寝ないでくださいよぉ〜。」
「・・・・・・・。」
「リナさんてばぁ〜。」
「・・・・・・・。」
「起きてくださいよぉ〜。じゃないと僕・・・・僕・・・・リナさんのこと・・・・おそっちゃいますよ!!」
そういってリナさんの上に覆い被さります。
すると・・・・
「こんのバッカゼロスぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅう!!!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」
くっ・・・・今日はアッパーですか・・・・。
いえ、これもいつものことなんですよ。僕がおそおうとすると、こうやって攻撃するんです。
それにしても・・・なんだか日増しにリナさんの攻撃力がアップしてるような・・・・。

もう少しで天井をぶち破るところでなんとか止まれました。
ふー、危なかった危なかった。
「リナさん、危ないじゃないですか!もう少しで怪我してましたよ。あごなんて真っ赤じゃないですか!!」
「嘘付け!!あんたに物理攻撃がきくわけないでしょ!!」
リナさんのその言葉に僕は、ちっちっちっと、指を振って、
「それを言っちゃったらつまんないじゃないですか。
人生おおらかに楽しくって・・・ぐふっ!?」
し・・・しまった・・・・自分で生の賛歌・・・を・・・
「自分で言って自分で苦しんでやんの・・・。」
「はぁはぁ・・・・僕としたことが・・・・・。」
「ふっ・・・・。」
あぁ!!なんか笑われたぁぁぁぁ!?
「リナさん笑いましたね!」
「き・・・きのせいよ!んじゃ私は今度こそ寝るから、邪魔しないように!邪魔したらドラグスレイブだかんね!」
あっ・・・また布団かぶっちゃいましや。
ふー・・・・。どうしてリナさんは本気にしてくれないんでしょう・・・。
僕がどんなに好きって言っても、ふざけてはぐらかすんです。
ほら、人の気も知らないで、もうかわいい寝息たててます。
僕がいても気にして眠れないって事もないですね。
「リナさん・・・・。」
独り言・・・。
リナさんに夢の中ででも・・・届けばいいのに・・・・。
「いつになったら本気にしてくれるんですか?
いつになったら・・・あなたの本当の気持ち、言ってくれるんですか?
あなたのことだから、僕が傷つくと思って本音を口にしないんでしょうが・・・
確かに傷つきますけど・・・・でも・・・
僕のこと嫌いなら嫌いって言って下さい。
僕は精神体ですから、あなたに嫌いって言われたら、消滅するくらいつらいかもしれませんけど・・・、それでも、笑顔で耐えますから、
本当の気持ち・・・・言ってくれませんか?」
ため息が出る。
たかが人間の小娘一人に・・・・・、ここまで魅入られるなんて・・・・。
いえ、ため息なんて物も、本当はないんですけどね、僕には。
「さて、帰りますか。
お休みなさいリナさん。良い夢を・・・。」

リナサイド

「さて、帰りますか。
お休みなさいリナさん良い夢を・・・。」
そお言うとゼロスは虚空へと消えていった。
私はそっと身を起こし、
「バカゼロス・・・。人の気も知らないで・・・。」
私がゼロスの言葉を本気にしてないわけじゃない・・・。
ただ言えないだけ・・・。わたしの本音を・・・。
言ってしまったら、後悔してしまう。
きっと後悔しちゃう。
だって・・・あいつは魔族・・・。その事実だけは私がどんなに暴れようが・・・努力しようが・・・変わらない。
そして私が人間だってことも・・・・。
人間・・・魔族・・・埋まらない溝がそこにある・・・。
だから・・・・
「本音を言っても私もゼロスも傷つくだけ・・・。それなら何も言わない方が幸せ・・・。
今のままの関係をそのまま保つ方が・・・幸せでいられるよ・・・・。」
ゼロスは笑顔で耐えるって言った。
私が嫌いって言ったら・・・。
そぉ、嫌いって言えればどんなに楽か・・・。
ゼロスのことが嫌いになれたら・・・。

無理・・・嫌いは言えない。
ゼロスは耐えられても、あたしが耐えられない・・・。
その言葉は、重すぎて・・・。
言った瞬間に、私が壊れてしまう。

もし本音を言ってしまうなら・・・好き・・・きっとその一言・・・。何回も言ってるけど、本気の好きは言ったことがない。
たった二文字の気持ち・・・。
でも、その二文字も重すぎて・・・、傷ついてしまう。言えるかもしれないけど・・・。
そう、きっと・・・
「埋まらない溝が深くなって・・・傷つく・・・。私はいつか・・・ゼロスより先に・・・死んでしまう・・・。」
好きと言ってしまったら、別れが悲しくなってしまう。
私はゼロスをおいて、先に混沌に帰ってしまう悲しみに・・・。
ゼロスは私を失う悲しみに・・・。
「いや・・・いや・・・いやっ!!
ゼロスが悲しむのは見たくない!!」
涙がこぼれる・・・。
止めようとして止まらない・・・。

好きと言っても嫌いと言っても、たどり着くのは同じ場所。それならやっぱり、何も言わずにただ、時が過ぎるのを待てばいい。

ゼロスサイド

「どうして泣くんですかリナさん・・・。僕が悲しむくらい良いじゃないですか・・・。」
「ゼロス・・・。ど・・して・・・聞いてたの・・・?」
そっとリナさんを後ろから抱きしめて、囁くように語りかける。

あの後、リナさんから負の感情が流れてきて、一部始終を全て聞いてしまった。心の声ごと・・・。
「リナさん、確かに僕よりあなたの方が先に死んでしまうかもしれません。
でも、そんなこと関係ないんです。
僕は、今、リナさんといられれば良いんです。
確かに、いつか来る未来はかえられませんけど・・・、そんなこと気にするより、少しでも、一緒にいられる時間を楽しんだ方が、良くないですか?
ただ時が過ぎるのを待つのは・・・、嫌です。」
魔族の僕が言うのも変かもしれませんけど・・・
と、付け加えて、リナさんの返事を待つ。
きっとリナさんなら、わかってくれてると信じて・・・。
そして、いつもより小さい声でリナさんが話し始めた。
「どうしてゼロスの方がそんなに強いの?
私は、何も言わずに、時さえ過ぎてくれれば、
戦うときが来ても、会えなくなる日が来ても、辛くない・・・。
そんな、私らしくもないこと考えてばっかりだったのに・・・。」
そお、今リナさんが言ったことはあり得る未来・・・。
僕がリナさんと戦わなきゃならない日・・・。会えなくなる日・・・。その前に、本音を言っていたとしたら、確かに、辛くなってしまうかもしれない。
でも・・・リナさんがそのことを考えるのは・・・、
「いいんじゃないですか?考えても・・・。
だって、好きな人のことだから、考えちゃうんでしょう?
僕のことだから、考えてくれるんじゃないですか?」
そうであってほしいという僕の願いも入ってますけどね、この言葉には。

しばらく沈黙が続きました。
二人とも何も話さずに、ただ、だまったまま・・・・。リナさんを抱きしめたまま、動かないまま・・・いえ、リナさんが消えちゃいそうで・・・動けなかったんです。
どれくらい時間がたったのでしょう。
リナさんが、僕の腕の中で振り向き、僕の顔をしっかりと見て・・・
「ゼロス、ありがとう。
気が楽になったわ。
そうよね、あんたのことだから考えちゃうのよ。言うなればあんたのせいよゼロス。
人のことこーんなに悩ませて、どうしてくれんのよ。」
おやおや、すっかり元気になっちゃってますよ。
まぁ、リナさんが元気なのは結構なんですけどね。
「どうしてくれるといわれましてもねぇ・・・。」
「責任とってもらわなきゃ。」
「責任ですかぁ?」
「何が良いかなぁ〜。」
「お手柔らかにお願いしますよ。」
思わず苦笑してしまいます。
でも、いつものリナさんに戻って本当に良かったですよ。
リナさんの泣き顔は好きじゃありませんから。
でも、僕のために泣いてくれたのは・・・ちょっと・・・ちょっとだけですよ?嬉しかったです。
初めてみたリナさんの涙は、僕のため・・・。
僕のせいで泣かせてしまたのに・・・嬉しいなんて・・・悪いやつですね、僕は・・・。
「よっし!きめた!!」
僕が一人物思い(?)にふけっているうちに責任とやらがきまったようです。
「きまっちゃったいましたか。」
「えっと・・・ね・・・。責任て言うか・・・、お願いなんだけど・・・。」
「なんです?」
「うん、あの・・・もう少し・・・このままでいてほしいの・・・。抱きしめててほしいの・・・。」
これは・・・思っても見ない願いでしたね。
僕にとっては、ものすんごぉーく嬉しいですけど。
「だめ?」
リナさんは不安そうに僕の顔を見ています。
僕は、とんでもないという風に、顔を横に振り、
「良いに決まってるじゃないですか・・・。あなたのお望みとあらば、いくらだって抱きしめて差し上げます。いつまでも・・・。」
にっこりと微笑み、リナさんをふわりと抱きしめます。
痛くないように、優しく、ふんわりと。
「ありがとう。」
帰ってきたのは、久し振りに見るかもしれない、リナさんの笑顔。
紅い瞳がいつも以上に光っているように見えるのは、僕の考えすぎでしょうか?
いえ、考えすぎでも良いです。その紅の瞳と、笑顔に、魅せられたんですから、僕は・・・・・。

あの日以来、僕がリナさんに会いに行くと、いつも言う言葉があります。
‐大好きですリナさん。
リナさんの返事は、
‐悔しいけど、嫌いになれないから、一応好きよ、ゼロス。
そう言ってくれます。

嫌いにならにで下さい。辛いかもしれませんけど、
別れが、辛くなっちゃうかもしれませんけど・・・、
それでも、一緒にいられるこの時だけは・・・、僕に好きと囁いて・・・。

END
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

できたできた、偉く矛盾した話のような気もしますけど・・・・。
まぁ、気にしないでください。
ではでは、ここまで読んでくれた方、本当にありがとうでしたー!

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10330Re:はじめましてtsubame E-mail 6/4-15:31
記事番号10327へのコメント

 はじめまして、こんにちは。tsubameです。いつも、ramiaさんのお話は読み逃げしておりました。ですが、思い立って感想を書くことにしました。気に障るところもあるかもしれませんが、寛大なお心で読んでいただけると有り難いです。

 感想ですが、リナとゼロスのお互いを思いやる気持ちに、感動しました。最後がハッピーでよかったです。結局、リナはいつかゼロスを置いていっちゃうし、ゼロスはいつかリナに置いて行かれる・・・。悲しい関係ですよね。種族の差もありますし・・・。

 次のお話も、楽しみにしております。がんばって下さい。短いですが、これで失礼します。では、tsubameでした。

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10336Re:よろしくねー♪ramia E-mail URL6/4-20:30
記事番号10330へのコメント

tsubameさんは No.10330「Re:はじめまして」で書きました。
>
> はじめまして、こんにちは。tsubameです。いつも、ramiaさんのお話は読>み逃げしておりました。ですが、思い立って感想を書くことにしました。気に障る>ところもあるかもしれませんが、寛大なお心で読んでいただけると有り難いです。
初めまして、tsubame様、感想ありがとうございまぁーす!!
読み逃げ・・・。実は・・・私もtsubame様の作品、読み逃げしてたりして(^^;)
あはははは、お互い様ですねぇ。
> 感想ですが、リナとゼロスのお互いを思いやる気持ちに、感動しました。最後が>ハッピーでよかったです。結局、リナはいつかゼロスを置いていっちゃうし、ゼロ>スはいつかリナに置いて行かれる・・・。悲しい関係ですよね。種族の差もありま>すし・・・。
そうなんですよ。リナちゃん、先に死んでしまうんですよ(T−T)
ゼロス様の身に、よっぽどのことがおきない限り・・・。
種族の差、大きいですよね。あう〜、このお二人が同じ種族だったら、絶対ラブラブなのに〜!!(iいえ・・・、これは私の偏見かもしれませんが・・・。)と、思っちゃいます。
> 次のお話も、楽しみにしております。がんばって下さい。短いですが、これで失>礼します。では、tsubameでした。
はい!ご期待に添えるかどうかはわかりませんが、がんばります!
ではでは、またお会いしましょう。

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10342きゃぁ〜!理奈 6/5-14:06
記事番号10327へのコメント

はじめましてぇ〜!理奈と言う者ですぅ!
さっそく感想です。
とにかく、前半のゼロス君かぁああああわぁあいぃいいいいい!!!!!!
食べちゃいたいくらい(おい)かわぃぃいいいい!!!!はぁ、はぁ、はぁ
・・・・(おちつけ自分)
もぉ、なんて言ったらいいんでしょうかねぇ。最初のゼロスサイドは、テンポ
がよくてニヤニヤしながら読みました。リナちゃんも負けないくらいか弱く
かわいらしいぃし。二人の気持ちがストレートに伝わってきました。
あぁ、でもなによりも私は、ゼロス君のかわいらしさに脳天をやられた
おばか者です。
あぁ、変な感想・・・・・感想かこれ?ごめんなさい・・・・。
またこのようなかわいらしぃゼロス君書いてくださいね。そうしたら私は、
鼻血ぶーで死んでしまうかも・・・・。
ではぁ、失礼します。短くてすみません。

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10350Re:はじめましてぇ〜!ramia E-mail URL6/5-19:45
記事番号10342へのコメント

理奈さんは No.10342「きゃぁ〜!」で書きました。
>
>はじめましてぇ〜!理奈と言う者ですぅ!
初めまして!ramiaですー!どぞ、よろしくね!
>さっそく感想です。
>とにかく、前半のゼロス君かぁああああわぁあいぃいいいいい!!!!!!
>食べちゃいたいくらい(おい)かわぃぃいいいい!!!!はぁ、はぁ、はぁ
>・・・・(おちつけ自分)
大丈夫ですか!?興奮しすぎですよぉぉぉ!!
しかも、食べちゃうんですかぁ!?いや、私もゼロス様なら食べたいけどね。
>もぉ、なんて言ったらいいんでしょうかねぇ。最初のゼロスサイドは、テンポ
>がよくてニヤニヤしながら読みました。リナちゃんも負けないくらいか弱く
>かわいらしいぃし。二人の気持ちがストレートに伝わってきました。
そう!リナちゃんが弱いんです!これは大変だぁ!?とか、思いながらも、そのまま突っ走っちゃいましたぁ。
>あぁ、でもなによりも私は、ゼロス君のかわいらしさに脳天をやられた
>おばか者です。
大丈夫!私もしょっちゅうゼロス様の絵とか見ながら、にやけてるおばか者ですからねぇ。
>あぁ、変な感想・・・・・感想かこれ?ごめんなさい・・・・。
いえいえ、うれしいです。
>またこのようなかわいらしぃゼロス君書いてくださいね。そうしたら私は、
>鼻血ぶーで死んでしまうかも・・・・。
出血多量におきおつけ下さいませ(笑)
>ではぁ、失礼します。短くてすみません。
感想ありがとうございましたぁ!ではでは!!

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10360Re:僕に好きと囁いて・・・(ゼロリナ)ちな 6/6-18:22
記事番号10327へのコメント

ramiaさんは?No.10327「僕に好きと囁いて・・・(ゼロリナ)」で書きました。
>こんちゃーー!!ramiaです!
  
こんにちはっ!とゆーか、はじめましてですよね?
ちなとゆーものです。
  
>お久しぶりに投稿です〜!
>またまたゼロリナです。お好きな方はお読み下さいです。
  
ゼロリナ〜♪大好きです〜♪
  
>―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>
>『僕に好きと囁いて』
  
こりは・・・!
まさかゼロス・・・?
楽しみです・・・ふふふ。(あやしっ!!)
  
>
>ゼロスサイド
>
>「リナさん好きですよ。」
  
えっ?!
  
>「あーはいはい。私も好きよ。」
  
なぬっ?!
  
>「でしたら僕と・・・、」
>「でも、一緒には行かないかんね。」
>「い・・・いえ、そうではなくてですね・・・、」
>「ほら、もう帰った帰った。私は眠いんだから。
>夜更かしは美容の大敵なのよ。」
>「あ・・・あの・・・リナさん・・・、」
>あっ・・・かまわず布団に入っちゃいました・・・。
>いえ、いつものことなんですよ。
>リナさんてば、僕が本気でリナさんのこと好きって信じてくれないんですよ。
  
ありゃ、可哀想に。
  
>で、いつも僕にかまわず寝ちゃうんです。
  
リナだもんね・・・。
  
>「リナさぁ〜ん。寝ないでくださいよぉ〜。」
>「・・・・・・・。」
>「リナさんてばぁ〜。」
>「・・・・・・・。」
>「起きてくださいよぉ〜。じゃないと僕・・・・僕・・・・リナさんのこと・・・・おそっちゃいますよ!!」
>そういってリナさんの上に覆い被さります。
  
な、なぬうっ!!
  
>すると・・・・
>「こんのバッカゼロスぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅう!!!」
>「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」
>くっ・・・・今日はアッパーですか・・・・。
>いえ、これもいつものことなんですよ。僕がおそおうとすると、こうやって攻撃するんです。
  
いや、それは自業自得っしょ。
  
>それにしても・・・なんだか日増しにリナさんの攻撃力がアップしてるような・・・・。
>
>もう少しで天井をぶち破るところでなんとか止まれました。
>ふー、危なかった危なかった。
>「リナさん、危ないじゃないですか!もう少しで怪我してましたよ。あごなんて真っ赤じゃないですか!!」
>「嘘付け!!あんたに物理攻撃がきくわけないでしょ!!」
>リナさんのその言葉に僕は、ちっちっちっと、指を振って、
>「それを言っちゃったらつまんないじゃないですか。
>人生おおらかに楽しくって・・・ぐふっ!?」
>し・・・しまった・・・・自分で生の賛歌・・・を・・・
>「自分で言って自分で苦しんでやんの・・・。」
>「はぁはぁ・・・・僕としたことが・・・・・。」
>「ふっ・・・・。」
  
ふっ・・・。
  
>あぁ!!なんか笑われたぁぁぁぁ!?
>「リナさん笑いましたね!」
  
あたしも笑っちゃった、ごめん。
  
>「き・・・きのせいよ!んじゃ私は今度こそ寝るから、邪魔しないように!邪魔したらドラグスレイブだかんね!」
>あっ・・・また布団かぶっちゃいましや。
>ふー・・・・。どうしてリナさんは本気にしてくれないんでしょう・・・。
>僕がどんなに好きって言っても、ふざけてはぐらかすんです。
>ほら、人の気も知らないで、もうかわいい寝息たててます。
>僕がいても気にして眠れないって事もないですね。
>「リナさん・・・・。」
>独り言・・・。
>リナさんに夢の中ででも・・・届けばいいのに・・・・。
>「いつになったら本気にしてくれるんですか?
>いつになったら・・・あなたの本当の気持ち、言ってくれるんですか?
>あなたのことだから、僕が傷つくと思って本音を口にしないんでしょうが・・・
>確かに傷つきますけど・・・・でも・・・
>僕のこと嫌いなら嫌いって言って下さい。
>僕は精神体ですから、あなたに嫌いって言われたら、消滅するくらいつらいかもしれませんけど・・・、それでも、笑顔で耐えますから、
>本当の気持ち・・・・言ってくれませんか?」
  
切ないっ!
ゼロリナって、切ないとか、悲しいの多いです〜。
  
>ため息が出る。
>たかが人間の小娘一人に・・・・・、ここまで魅入られるなんて・・・・。
>いえ、ため息なんて物も、本当はないんですけどね、僕には。
>「さて、帰りますか。
>お休みなさいリナさん。良い夢を・・・。」
>
>リナサイド
>
>「さて、帰りますか。
>お休みなさいリナさん良い夢を・・・。」
>そお言うとゼロスは虚空へと消えていった。
>私はそっと身を起こし、
>「バカゼロス・・・。人の気も知らないで・・・。」
>私がゼロスの言葉を本気にしてないわけじゃない・・・。
>ただ言えないだけ・・・。わたしの本音を・・・。
>言ってしまったら、後悔してしまう。
  
なんで?
  
>きっと後悔しちゃう。
  
なんでなんで??
  
>だって・・・あいつは魔族・・・。その事実だけは私がどんなに暴れようが・・・努力しようが・・・変わらない。
>そして私が人間だってことも・・・・。
>人間・・・魔族・・・埋まらない溝がそこにある・・・。
  
そっか・・・。
  
>だから・・・・
>「本音を言っても私もゼロスも傷つくだけ・・・。それなら何も言わない方が幸せ・・・。
>今のままの関係をそのまま保つ方が・・・幸せでいられるよ・・・・。」
>ゼロスは笑顔で耐えるって言った。
>私が嫌いって言ったら・・・。
>そぉ、嫌いって言えればどんなに楽か・・・。
>ゼロスのことが嫌いになれたら・・・。
>
>無理・・・嫌いは言えない。
>ゼロスは耐えられても、あたしが耐えられない・・・。
>その言葉は、重すぎて・・・。
>言った瞬間に、私が壊れてしまう。
  
ああっ、やっぱし切ないぃ〜。
  
>
>もし本音を言ってしまうなら・・・好き・・・きっとその一言・・・。何回も言ってるけど、本気の好きは言ったことがない。
>たった二文字の気持ち・・・。
>でも、その二文字も重すぎて・・・、傷ついてしまう。言えるかもしれないけど・・・。
>そう、きっと・・・
>「埋まらない溝が深くなって・・・傷つく・・・。私はいつか・・・ゼロスより先に・・・死んでしまう・・・。」
>好きと言ってしまったら、別れが悲しくなってしまう。
>私はゼロスをおいて、先に混沌に帰ってしまう悲しみに・・・。
>ゼロスは私を失う悲しみに・・・。
>「いや・・・いや・・・いやっ!!
>ゼロスが悲しむのは見たくない!!」
>涙がこぼれる・・・。
>止めようとして止まらない・・・。
  
ちょっとうるっとくる場所ですね。
  
>好きと言っても嫌いと言っても、たどり着くのは同じ場所。それならやっぱり、何も言わずにただ、時が過ぎるのを待てばいい。
  
ううっ、泣かせるねぇ。(あたしは酔ってるおっちゃんか?!)
  
>ゼロスサイド
>
>「どうして泣くんですかリナさん・・・。僕が悲しむくらい良いじゃないですか・・・。」
>「ゼロス・・・。ど・・して・・・聞いてたの・・・?」
>そっとリナさんを後ろから抱きしめて、囁くように語りかける。
  
囁くんですねっ!!
  
>
>あの後、リナさんから負の感情が流れてきて、一部始終を全て聞いてしまった。心の声ごと・・・。
>「リナさん、確かに僕よりあなたの方が先に死んでしまうかもしれません。
>でも、そんなこと関係ないんです。
>僕は、今、リナさんといられれば良いんです。
>確かに、いつか来る未来はかえられませんけど・・・、そんなこと気にするより、少しでも、一緒にいられる時間を楽しんだ方が、良くないですか?
>ただ時が過ぎるのを待つのは・・・、嫌です。」
  
なんか、考え方が逆ですね。
人間であるリナがマイナス思考で、魔族であるゼロスがプラス思考だなんて。
  
>魔族の僕が言うのも変かもしれませんけど・・・
>と、付け加えて、リナさんの返事を待つ。
>きっとリナさんなら、わかってくれてると信じて・・・。
>そして、いつもより小さい声でリナさんが話し始めた。
>「どうしてゼロスの方がそんなに強いの?
>私は、何も言わずに、時さえ過ぎてくれれば、
>戦うときが来ても、会えなくなる日が来ても、辛くない・・・。
>そんな、私らしくもないこと考えてばっかりだったのに・・・。」
>そお、今リナさんが言ったことはあり得る未来・・・。
>僕がリナさんと戦わなきゃならない日・・・。会えなくなる日・・・。その前に、本音を言っていたとしたら、確かに、辛くなってしまうかもしれない。
>でも・・・リナさんがそのことを考えるのは・・・、
>「いいんじゃないですか?考えても・・・。
>だって、好きな人のことだから、考えちゃうんでしょう?
>僕のことだから、考えてくれるんじゃないですか?」
>そうであってほしいという僕の願いも入ってますけどね、この言葉には。
>
>しばらく沈黙が続きました。
>二人とも何も話さずに、ただ、だまったまま・・・・。リナさんを抱きしめたまま、動かないまま・・・いえ、リナさんが消えちゃいそうで・・・動けなかったんです。
>どれくらい時間がたったのでしょう。
>リナさんが、僕の腕の中で振り向き、僕の顔をしっかりと見て・・・
>「ゼロス、ありがとう。
>気が楽になったわ。
>そうよね、あんたのことだから考えちゃうのよ。言うなればあんたのせいよゼロス。
>人のことこーんなに悩ませて、どうしてくれんのよ。」
>おやおや、すっかり元気になっちゃってますよ。
>まぁ、リナさんが元気なのは結構なんですけどね。
>「どうしてくれるといわれましてもねぇ・・・。」
>「責任とってもらわなきゃ。」
>「責任ですかぁ?」
>「何が良いかなぁ〜。」
>「お手柔らかにお願いしますよ。」
>思わず苦笑してしまいます。
>でも、いつものリナさんに戻って本当に良かったですよ。
>リナさんの泣き顔は好きじゃありませんから。
>でも、僕のために泣いてくれたのは・・・ちょっと・・・ちょっとだけですよ?嬉しかったです。
  
ゼロス、ちょっとだけなのかい?
  
>初めてみたリナさんの涙は、僕のため・・・。
>僕のせいで泣かせてしまたのに・・・嬉しいなんて・・・悪いやつですね、僕は・・・。
>「よっし!きめた!!」
>僕が一人物思い(?)にふけっているうちに責任とやらがきまったようです。
>「きまっちゃったいましたか。」
>「えっと・・・ね・・・。責任て言うか・・・、お願いなんだけど・・・。」
>「なんです?」
>「うん、あの・・・もう少し・・・このままでいてほしいの・・・。抱きしめててほしいの・・・。」
>これは・・・思っても見ない願いでしたね。
>僕にとっては、ものすんごぉーく嬉しいですけど。
  
今度はものすんごぉーく嬉しいのねっ♪
  
>「だめ?」
>リナさんは不安そうに僕の顔を見ています。
>僕は、とんでもないという風に、顔を横に振り、
>「良いに決まってるじゃないですか・・・。あなたのお望みとあらば、いくらだって抱きしめて差し上げます。いつまでも・・・。」
>にっこりと微笑み、リナさんをふわりと抱きしめます。
>痛くないように、優しく、ふんわりと。
>「ありがとう。」
>帰ってきたのは、久し振りに見るかもしれない、リナさんの笑顔。
>紅い瞳がいつも以上に光っているように見えるのは、僕の考えすぎでしょうか?
>いえ、考えすぎでも良いです。その紅の瞳と、笑顔に、魅せられたんですから、僕は・・・・・。
>
>あの日以来、僕がリナさんに会いに行くと、いつも言う言葉があります。
>‐大好きですリナさん。
>リナさんの返事は、
>‐悔しいけど、嫌いになれないから、一応好きよ、ゼロス。
>そう言ってくれます。
>
>嫌いにならにで下さい。辛いかもしれませんけど、
>別れが、辛くなっちゃうかもしれませんけど・・・、
>それでも、一緒にいられるこの時だけは・・・、僕に好きと囁いて・・・。
>
>END
>―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>
>できたできた、偉く矛盾した話のような気もしますけど・・・・。
>まぁ、気にしないでください。
>ではでは、ここまで読んでくれた方、本当にありがとうでしたー!
>
  
いいかんじでしたぁ・・・。
お上手でうらやましいかぎりです・・・。
ゼロリナ・・・もともとあたしはゼロリナなんて考えたこともなかったんですけど、みなさんの小説を見て初めて知って、いつのまにやら好きになっていたんです。
  
ramiaさま、素晴らしいお話をありがとうございましたっ。
次回作を楽しみにしています。
  
それでは、短くてすみませんが、このへんで。
ちなでした☆
  

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10364Re:僕に好きと囁いて・・・(ゼロリナ)ramia E-mail URL6/6-20:37
記事番号10360へのコメント

ちなさんは No.10360「Re:僕に好きと囁いて・・・(ゼロリナ)」で書きました。
>こんにちはっ!とゆーか、はじめましてですよね?
>ちなとゆーものです。
お初にお目にかかります!ramiaです!以後よろしく!!  
>  
>ゼロリナ〜♪大好きです〜♪
いいですよねゼロリナって!!  
>>―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>  
>こりは・・・!
>まさかゼロス・・・?
>楽しみです・・・ふふふ。(あやしっ!!)
そうです!ゼロスです!
大丈夫、私も同じくらい怪しいから!!(大丈夫じゃねー!!)  
>  
>えっ?!
ははは。いきなりの告白なのー。  
>  
>なぬっ?!
リナちゃんまで〜。  
>  
>ありゃ、可哀想に。
そう、ゼロス様ってば、リナちゃんにかるーく、あしらわれちゃって。 
>  
>リナだもんね・・・。
そう、リナちゃんですから・・・。  
>  
>な、なぬうっ!!
ははははははは・・・(自分でかいといて笑うしかない)  
>  
>いや、それは自業自得っしょ。
そう、ゼロス様の自業自得ですよね。リナちゃんにそんなことしたら、照れちゃうってわかってるくせに・・・(照れてるのかはなぞだが・・・。)  
>  
>ふっ・・・。
い・・・一緒にわらっちゃいますか!?  
>>あぁ!!なんか笑われたぁぁぁぁ!?
>>「リナさん笑いましたね!」
>  
>あたしも笑っちゃった、ごめん。
笑っちゃえ笑っちゃえ!
にしても、自分で生の賛歌を歌う魔族って、かなりまぬけですよね。  
>  
>切ないっ!
>ゼロリナって、切ないとか、悲しいの多いです〜。
ゼロリナは切なくて、悲しい方が盛り上がるし、書きやすい!
いえ、これはたんなる私の推測・・・と、言うか、何というか・・・。  
>  
>なんで?
さて、なぜでしょう。
>  
>  
>なんでなんで??
なぜでしょう?  
>  
>そっか・・・。
そうなんです。魔族と人間じゃ、存在が違いすぎますからねぇ。  
>  
>ああっ、やっぱし切ないぃ〜。
リナちゃんがシリアス入っちゃってますから・・・。  
>  
>ちょっとうるっとくる場所ですね。
私のつたない文章で、うるっときてくれるなんて、うれしいですわん。 
>  
>ううっ、泣かせるねぇ。(あたしは酔ってるおっちゃんか?!)
確かに、酔ってるおっちゃんがいいそうな台詞ですな。
私もよく言うけど(笑)  
>  
>囁くんですねっ!!
囁いてます!!  
>  
>なんか、考え方が逆ですね。
>人間であるリナがマイナス思考で、魔族であるゼロスがプラス思考だなんて。
そう、やばいっすよね。
ゼロス様、リナちゃんのことが好きすぎて頭がおかしく・・・
(ゼロス:あなたが書いたんでしょ!!)
あぅ・・・、それを言われると・・・。  
>  
>ゼロス、ちょっとだけなのかい?
(ゼロス:いえ・・・本心はかなり嬉しいです)
やっぱりな・・・。  
>  
>今度はものすんごぉーく嬉しいのねっ♪
ゼロス様にとっては願ったり叶ったりでしょうから。  

>  
>いいかんじでしたぁ・・・。
>お上手でうらやましいかぎりです・・・。
そんな、私なんてまだまだです。
他の人の小説とかよんでても、何でこんなにうまいんだろうって思ってるんですから。
>ゼロリナ・・・もともとあたしはゼロリナなんて考えたこともなかったんですけど、みなさんの小説を見て初めて知って、いつのまにやら好きになっていたんです。
私も同じです!
カップリングなんて、全然考えてなかったんですが、ここでいろいろ小説よんでるうちにいつのまにかって、かんじですね。  
>ramiaさま、素晴らしいお話をありがとうございましたっ。
>次回作を楽しみにしています。
いえいえ、こちらこそ、すばらしい感想ありがとうです!  
>それでは、短くてすみませんが、このへんで。
>ちなでした☆
また会いましょう!  

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10383恋の実一つramia E-mail URL6/7-17:46
記事番号10327へのコメント

えっと、ツリーにしてるくせに「僕に好きと囁い・・・。」と、ぜんっぜん関係ないんです。
ごめんなさい。
でも、やはりゼロリナなんですね。
お好きな方は読んでください。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「恋の実一つ」

はっろー!みんな元気してる?
私、リナインバースは、今、『恋の都』と言われている『リブタウン』に来てるの。
へっ?ガウリイ達はどうしたって?
ガウリイはシルフィールと再会して、今一緒に暮らしてるのよ。
私のこと心配してたみたいだけど・・・、いつまでも私が縛ってちゃ、シルフィールにわるいもんね。
アメリアはセイルーンでゼルと一緒にゼルの体を戻す方法を探してるみたい。
ラブラブねぇ。
話を戻すけど、リブってのは、惚れ薬のもとになる実のことで、ここはそのリブのみが豊富にとれるの。
だからいっちょまえに『恋の都』なんて言われてる。
で、どうして私達がそんなところにいるかというと・・・観光である。
ダークスターの一件も終わったことだし、のーんびり旅してるってわけ。
に、しても・・・リブの実かぁ・・・。
ちょっと興味あるのよね。どこら辺にあるのかしら?

「へっ?そこら辺に生えてる木、みーんなリブの木?」
「そうだよ、お嬢ちゃん。なかなか気づかないんだよね、旅の人は。ほれ、その証拠に、真っ赤な実がみのってるだろう?今がちょうど豊作のじきさ。
ちゃんと煎じない限り惚れ薬にはならない実だからね、とってそのまま食べても、甘くてそれはそれは美味しいんだよ。
勝手にとって食べても良いんだから、お嬢ちゃんも食べてみると良いよ。」
これはびっくりだ・・・。
マジックショップで、昨日、盗賊さんからちょーっとばかし頂いたお宝を、お金に換えてもらってるついでに、リブの木がどこにあるのか聞こうと思ったら、今の説明どうり、リブの実は、私の背、半分くらいまでしかない木になっているらしいのだ。そこら辺の植木として・・・。
しかも自由にとって良いと!よっしゃ!そうと決まれば、いっぱいとっちゃおーっと!!
「ありがと、おっちゃん!」
「どういたしまして。はい、アイテムと換えたお金だよ。」
「たしかに、んじゃ!リブのみ取りに行こーっと!」
マジックショップを出て、街道に出る。
本当だ・・・。いっぱいあるよ・・・。
「うわぁ、真っ赤な実・・・。どれどれ、味見をっと・・・。」
一つもいで、食べてみる。
「おいっしー!あま〜くて、それなのにしつこくないから、いっぱい食べれそうな味!」
辺りを見回すと、自由にもいでる人が多い、よっし!私もいっぱいもいで、宿でいっぱい食べよっと!それに・・・、研究もしなきゃねー!

「ふー!大量大量!ちっちゃい実だから一口で食べられちゃうもの、このぐらいいいわよね。」
私はリブのみを、持っていた空の袋(お宝詰めよう袋)にいっぱいつめて、宿をとり、今、自分の部屋で食べようとしているわけである。
「さてさて、一つ・・・。」
ぽいっと口の中に一粒放り込む、
「う〜ん!おいし〜!!」
でも、食べ過ぎは禁物。大事な研究材料を、そんなに減らせないのである。
「しゃあない、半分ずつにわけよーっと!」
今、自分が食べる分だけ、違う袋に移す。
「よし、こんだけ食べたら、残りの時間は研究につかおう。」
「何の研究です?」
「ゼロス!!また人の部屋に勝手に現れて!!」
いきなり私の目の前に姿を現したのはゼロス。ダークスターの一件が終わってもう会うこともない、と、思っていたのだが、何故だか毎晩私の所に来てるのである。
「いいじゃないですか、今更。で、何を研究するんですか?
見たところこれはリブの実のようですが・・・。」
「底まで知ってるなら、私が言わずともわかってるでしょうが。」
「じゃあやっぱり惚れ薬ですか?」
「そうよ。」
わかってるならきくなってのよね。まったくもう。
「でも、作ってどうするんです?」
「えっ・・・、いや・・・それは・・・その・・・。」
い・・・いえない・・・、まさか、私がゼロスのことが好きで、いっこうに気づかなそうなゼロスに飲ませてやろうと思ってたなんて・・・、口が裂けても言えない!!

フィブリゾの件が終わって、もう会えない・・・って、思ったときだろうか、私の中に、ゼロスを思う気持ちが生まれたのは・・・。
その段階じゃまだ、きっと結構一緒にいたから、こんなに寂しく感じるんだって、思ってたのよね。
でも、ダークスターの件で、もう一回再会して・・・、その時、心の底から嬉しくて、ゼロスが好きだと、確信した。

はぁ、なんでかなー・・・。こいつ魔族なのにねー。
まぁ、好きなものはしゃあないけどさ。
「どうしたんです?何か言えないようなことでもたくらんでるんですか?」
「うっさいわね!どう使おうと私の勝手でしょ!」
なんとかゼロスにばれないようにしなきゃ。
「はっ!!まさかリナさん!!そこら辺にいる男を捕まえて、作った惚れ薬を飲ませ、自分の奴隷にするきじゃ!!」

どげしっ!!

まともに私蹴りが、ゼロスのおなかにヒットする。
「あほかあんたは!!そんなことするわけないでしょ!!」
「じゃあどうするんです?」
くっ、さすが魔族、私の蹴りがヒットしても全然応えてない。
このままではこいつの『秘技!誘導呪文』でいつか話しちゃいそうだわ!!
こうなったら・・・力ずくで追い返す!!
「ええい!!秘密よ!ひ・み・つ!!
さっさと帰れぇぇぇぇえ!!ラグナブレード!!」
「うわぁ!そんなもの振り回さないでくださいよぉぉお!!
わかりました!帰ります!!!」
そう言ってゼロスは帰っていった。
ふぅ、疲れた・・・。あいつ追い返すのにこんなに力使っちゃうんだもん。
さて、
「時間だいぶ食っちゃったからなぁ。リブのみ食べるのは明日にして、先に惚れ薬作る研究しちゃおう。」

数時間後・・・

時計はもう、真夜中の3時を指していた。
「できたー!!やっと出来た!」
つかれたー。リブの実だけで作った純粋(?)な惚れ薬!
リブの実と私の魔法のアレンジで作った世界に一つだけの惚れ薬。
効き目はたぶん、最高に良いはず。
これをゼロスに・・・。
「でも・・・、惚れ薬であいつを振り返らせても・・・本当の両想いとは、言わないだろうなぁ。まっ、いっか。ちょっとした実験って思うことにしよう。」
だいたい、効き目はばつぐんつっても、魔族に効くかまではあやしいもんねぇ。
「さて、もう寝よう。きままな一人旅だし、明日もここに泊まればいいから、お昼頃まで、ぐっすり寝ちゃえ。」
そして私は眠りについた。
ゼロスが帰った振りをして、私の行動をすべてみていたとも知らず・・・。
「リナさん・・・あいつって・・誰ですか・・・?」

次の日・・・

「ふあぁ〜。よく寝た。」
んっ?なんだか・・・気配を感じる・・・。
と、言うか・・・、これはわざと気配を隠さないでいるな。
「でてきなさいよ、ゼロス!!」
その声で、私がさっきまで寝ていて、今は座っているベットの横にゼロスは姿を現す。
「おや?ばれちゃいましたか?」
「なぁ〜にがばれちゃいましたか?よ!気配わざと隠さなかったくせに。」
「さすがはリナさん、おみとうしですね。」
いつものにこにこ目で肩をすくめ苦笑する。
「で、何のよ用?人の寝顔を見るなんて、私の機嫌が良くなかったらあんた、ぶっ飛ばされてたわよ。」
「それはそれは、リナさんの機嫌が良くて良かったですよ。
で、用件なんですけどね、昨日の惚れ薬のことです。一体誰に使うんですか?」
こいつは・・・、そのことをまだ聞くか。
「誰でも良いでしょう ?」
「いいじゃないですか、教えてくれたって。」
しつこいなぁ。
さっさっと惚れ薬のましちゃおっかな。
よし!決めた!そうしちゃおーっと!!
「わかったわよ、教えたげる。でも、まずはこの下の食堂でご飯食べてからね。
私お腹ぺっこぺこなんだから。」
「・・・・・わかりました。」
に、しても、なーんでこんなにしつこいんかなぁ(鈍い人)

「えーっとね、とりあえず、このページに載ってるやつぜーんぶ2皿ずつね。あっ、ゼロスも何か頼まない?」
頼んでくんないと薬まぜられないもんね。
「・・・・・・ミルクティーを一杯・・・。」
「そっ、じゃあ、お願い。」
「かしこまりました。」
ウエイトレスがそう言って厨房の方へ行く。
ゼロスは・・・不機嫌だ・・・。
こんなゼロス見たことないって不機嫌なのである。
「ねー、ゼロス。なんでそんなに機嫌悪いの?」
「・・・・・悪くありませんよ。」
・・・・、やっぱり悪いじゃないの・・・。
なんかなぁ、こいつがフィリアがいないのに不機嫌なのって変な感じ。
「お待たせしました。ミルクティーです。」
おっ、きたきた、さてと、ゼロスがぶすっとしてそっぽ向いてるうちに、薬を混ぜって・・・、よっしゃ!色もかわらないし、これならばれないでしょ。
「はい、ゼロス。ミルクティーきたよ。」
「・・・・・ありがとうございます。」
そしてミルクティーを一口、口にする。
さてさて、反応はっと・・・、
「・・・・・・リナさん・・・愛してます。」
「へっ?」
き・・・いて・・・る?
うっそー。だめもとだったのに。
「好きです。」
「ゼロス?」
「僕のこと好きですか?」
う・・・わぁ・・・。効いちゃってるよ。
はっ!でも、ここって食堂だったはずじゃ。
・・・・・しまった・・・、他人の好奇心という視線が・・・・。
「ゼロス、部屋もどろ!あんた熱あるじゃない!
あっ、ウエイトレスさん悪いけど、さっき頼んだの、いらないわー!!」
そう言って、私はゼロスを引きずり、さっきの部屋へ戻る。

「まさか、ここまで効き目が良いなんて・・・。」
部屋に戻ったのが間違いだった・・・、私はゼロスに壁の方まで追いやられていた。
我ながら情けないなぁ。
しゃーない、一緒に作っておいた、解毒剤(って、言うのかな?)を飲ませるしかないわ。
でも・・・これを飲ましたら、惚れ薬が効いてたあいだの記憶は全部、なくなっちゃうんだよね・・・。
それなら・・・
「ゼロス・・・愛してる・・・。」
今なら言ったって恥ずかしくない。
「リナさん、僕もです。」
「んっ!?ん〜!!」
なっ・・・なっ・・・
き・・・キス・・・されてる!?
ゼロスの顔が度アップに!!
「はぁ・・・。」
苦しかった。
まさかキスまでされるとは・・・。
でも、このことも、これ飲ませたら、覚えてないのよね・・・。
なんだろ・・・。悲しい・・・。
本当は言ってもらえるはずもない言葉・・・。こんな薬使って言わせたら、もっとみじめだよ。
キスだって・・・本当のゼロスの時にしてほしかった・・・。
惚れ薬なんて、使わなきゃ良かった・・・。
でも、もう遅いか・・・。
とりあえず、ゼロスを元に戻す方が先ね、
「ゼロス!目を覚ませ!!」
ゼロスに解毒剤をぶっかける、
これで少量でも口に入ったはず、
「ひどいですねリナさんてば、いきなり何するんですか?」
「ゼロス?」
「さっきまであーんなに良いムードだったのに・・・、ぶちこわしですよ。」
えっ?えっ?覚えてる?
と、言うことは・・・
「あんた・・・惚れ薬・・・効いた振りしてたわけ?」
「あぁ、リナさん効いてると思ってたんですか?
いやですねー。あんなもの、魔族の僕にきくわけないでしょう?」
「じゃあ・・・今までの行動全て・・・、」
「僕の本心ですよ?」
「うそ!!あんたが私のこと好きなんて!!」
ゼロスが私を騙そうとしてるに違わない。
きっと、私に好きですとか言って、反応を見て、楽しんでただけに決まってる!!
「好きですよ。
昨日なんて焦りましたよ。リナさんに追い返された後、ずっと姿も気配も消してあなたのこと見てたんです。
で、あいつにつかおうとか、本当の両想とは、言わないだろうなぁとか言って、切なそうな顔するんですもの、
でも、使う相手が僕だったとは、本当に嬉しいですよ。僕もリナさんのこと好きだったんですから。」
「本当?」
「本当です。リナさんが惚れ薬入れてくれて、やっとあなたのことが好きって言えましたよ。
違う意味で、この惚れ薬は、恋を叶えてくれましたね。」
本当、このリブの実ってば、恋の実だわ・・・。
「ねっ、ゼロス、リブの実、食べない?」
「いいですね、頂きますよ。」

真っ赤な実は恋を叶えてくれる不思議な実。
あなたもお一つ、いかがですか?

END
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
恋の実一つ、いかがだったでしょうか?
全作とは違って、明るめにしたつもりなのですが・・・。
ではでは、ここまで読んでくれた方、大感謝です!
ramiaでしたぁ!!

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10398Re:恋の実が欲しいですtsubame E-mail 6/8-20:41
記事番号10383へのコメント

 こんにちは、tsubameです。お話を読ませていただきましたので、感想を書かせていただきます。

 リナは惚れ薬を使ってまで、ゼロスに振り向いてもらいたかったんですよね。恋する女の子ですね、リナは。結局、魔族のゼロスに惚れ薬は効かなかったけど、リナがゼロスとラブラブになってくれて、すっごく嬉しいです。私、このリブの実が欲しいです。リブの実を手に入れたら、後でこっそり、惚れ薬を作って・・・。

 それにしても、ramiaさんがうらやましいです。お話が、お上手に書けて。私なんか、ものすごくヘタクソですから(当たり前なことですが・・・)。これからも、がんばって下さい。短いですが、これで失礼します。では、tsubameでした。

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10418Re:ほしいですか?なんならお一つ(無理だって!)ramia E-mail URL6/9-20:31
記事番号10398へのコメント

tsubameさんは No.10398「Re:恋の実が欲しいです」で書きました。
>
> こんにちは、tsubameです。お話を読ませていただきましたので、感想を書かせていただきます。
ども!感想ありがとうございます!
> リナは惚れ薬を使ってまで、ゼロスに振り向いてもらいたかったんですよね。恋する女の子ですね、リナは。結局、魔族のゼロスに惚れ薬は効かなかったけど、リナがゼロスとラブラブになってくれて、すっごく嬉しいです。私、このリブの実が欲しいです。リブの実を手に入れたら、後でこっそり、惚れ薬を作って・・・。
そう、リナちゃんてば、ゼロス様にどーしても振り向いてほしくて、作っちゃいましたよ、惚れ薬!
リブの実で惚れ薬作って、どうするんですか!?気になるよぉぉぉぉお!!
> それにしても、ramiaさんがうらやましいです。お話が、お上手に書けて。私なんか、ものすごくヘタクソですから(当たり前なことですが・・・)。これからも、がんばって下さい。短いですが、これで失礼します。では、tsubameでした。
わ・・・私なんて、全然うまくないですよ!まだまだ皆様の小説よんで、修行中ですもの。
それに、tsubame様はへたくそじゃないです。だって、tsubameさまの小説読むたびに、うまいなぁ、っと、思ってる人が、ここにいますもの。

ではでは、感想、本当にありがとでーす!またあいましょー!

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10406Re:恋の実一つCAT E-mail 6/9-01:03
記事番号10383へのコメント

……失礼致しました。(^^;
もう一作品あったのですね。でも、後で見つけると、喜びが倍になることを発見致しました♪にゅう〜♪♪
「恋の実一つ」。。。リナちゃんが滅茶苦茶可愛いですっ♪
でも、「あいつ」の一言にものすごく動揺しているゼロス君も面白かったです。
真剣に動揺しているゼロス君は、第三者から見ると…楽しい♪・・・なんていうと夜道が怖いですが。(^^;
私もリナちゃんから惚れ薬欲しいです。
さらに、リナちゃんが可愛すぎて…さらいたいです。(笑)
あう……なんか、おやじになってきたので帰ります。(ーー;)スミマセン。
ではでは。乱文にて失礼致します。m(__)m

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10410Re:はい、もう一つあったりします。ramia E-mail URL6/9-16:09
記事番号10406へのコメント

CATさんは No.10406「Re:恋の実一つ」で書きました。
>
>……失礼致しました。(^^;
>もう一作品あったのですね。でも、後で見つけると、喜びが倍になることを発見致しました♪にゅう〜♪♪
いえいえ、失礼じゃないですよ全然。
見つけてくれて嬉しいですわん。
>「恋の実一つ」。。。リナちゃんが滅茶苦茶可愛いですっ♪
今回は、前回、リナちゃんが可哀想だったため、可愛く、そして明るくいってみました!
>でも、「あいつ」の一言にものすごく動揺しているゼロス君も面白かったです。
あぁ、やっぱりうちのゼロス様は、のぞき見してる・・・。
もはや趣味じゃなくて、これじゃあストーカーに(笑)
>真剣に動揺しているゼロス君は、第三者から見ると…楽しい♪・・・なんていうと夜道が怖いですが。(^^;
えぇ、後ろからゼロス様に指一本で・・・(こわっ!)
>私もリナちゃんから惚れ薬欲しいです。
>さらに、リナちゃんが可愛すぎて…さらいたいです。(笑)
さらったりしたら、ゼロス様から苦情がどしどしと寄せられますよ。
>あう……なんか、おやじになってきたので帰ります。(ーー;)スミマセン。
全然かまいませんよ?私なんてもう、親父の行き越してる(あっ!!女ですよ!私!)
>ではでは。乱文にて失礼致します。m(__)m
二作とも感想くれてありがとうでしたぁ〜!

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10405Re:僕に好きと囁いて・・・(ゼロリナ)CAT E-mail 6/9-00:41
記事番号10327へのコメント

初めまして。CATと申します。m(__)m
遅れ馳せながら、読ませていただきました。
この御話の日が来るまで、二人ともすごく辛い想いをしていたのですね。
特にリナちゃんの独白には……もう。…可愛そうすぎでした。
でも、だからゼロス君が聞いていてくれていたときにはほっとしました。
これからも種族の差はついて回るし…きっとこれからも悩みながら進んでいくのでしょう…。それを考えるとやっぱりちょっと切ないですが…最後は、お二人ともお幸せに(はぁと)…な感じでよかったです。
切ないけれど、甘い暖かいお話ありがとうございました。
御身体にお気をつけて…これからもがんばってください。
それでは、乱文にて失礼致します。

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10409Re:初めましてぇ〜。ramia E-mail URL6/9-16:03
記事番号10405へのコメント

CATさんは No.10405「Re:僕に好きと囁いて・・・(ゼロリナ)」で書きました。
>
>初めまして。CATと申します。m(__)m
はっじめまして〜♪ramiaです〜。
>遅れ馳せながら、読ませていただきました。
ありがとうございます!
>この御話の日が来るまで、二人ともすごく辛い想いをしていたのですね。
>特にリナちゃんの独白には……もう。…可愛そうすぎでした。
いやぁ、リナちゃんが弱くなっちゃって・・・。やばいかなぁって思ったんですけどね、たまにはかあいそうなリナちゃんも、いいということにしちゃいました。
>でも、だからゼロス君が聞いていてくれていたときにはほっとしました。
うちのゼロス様はのぞき見が趣味に・・・。(やばいって!)
>これからも種族の差はついて回るし…きっとこれからも悩みながら進んでいくのでしょう…。それを考えるとやっぱりちょっと切ないですが…最後は、お二人ともお幸せに(はぁと)…な感じでよかったです。
やっぱり最後はハッピーエンドじゃなくっちゃね!
この二人なら、きっと種族の差も、どーんと!ふっとばしてくれるでしょう!
>切ないけれど、甘い暖かいお話ありがとうございました。
いえいえ、こちらこそ、よんでいただけて光栄です。
>御身体にお気をつけて…これからもがんばってください。
>それでは、乱文にて失礼致します。
はい!おきずかい、どうもありがとうです!
では、ramiaでしたぁ〜!!