◆−デュモンVS獣王ふぁいなる−DAICHI(5/27-00:38)No.10190


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10190デュモンVS獣王ふぁいなるDAICHI E-mail 5/27-00:38


デュモンはすぐにボロい収納箱を取った。
しかし、ゼロス様も馬鹿ではない。すぐに奪いにかかる。
「これが、冬の宝玉か」
デュモンは収納箱を開けるとすぐに青紫色の宝玉を取り出した。
僕もはじめて見る。これが全ての土を滅ぼすと言われる「冬の宝玉」
「それは渡さない!」
ゼラス様は青い大鎌を生み出し、デュモンに襲い掛かる。
「フ、愚かだな」
デュモンに向かって振り下ろされた鎌はその姿を消す。
「何!」
ゼラス様は驚きを隠せない。しかし、僕は知っている。デュモンはこの程度の事は
簡単にするだろう。しかし・・・・
ボガァ!!
「な!」
僕の放った火球はデュモンの右腕を焼き尽くした。
ゼラス様との作戦!わざとゼラス様を怒らせておき、ゼラス様が手を抜いて僕を叩くというなんとも単純な作戦。よくひっかかった。
「ぐぅぅ・・・・」
「ゼロス!冬の宝玉を!」
ゼラス様が命じる。僕はいままでのお返しと言わんばかりにデュモンを思いっきり
蹴り飛ばした。
「ぐあ!!!」
デュモンはまともに壁にぶつかる・・・・う〜んカ・イ・カ・ン(はあと)
そしてデュモンのふところから冬の宝玉が2個出てくる・・・・ん?2個?
「ゼラス様!」
「ソロモン!そっちだ!右だ!」
ソロモンはすばやく右の方を取って外へ逃げた。
「逃がしませんよ!」
「行くわよ!」
僕らはソロモンを追いかけ、外へ駆け出した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「私だデュモンだ。例の宝玉は手に入れた。だが深手を負ってしまってな。しばらくは休業だ。
ん?例の魔族達は?
さあね。ニセモノの宝玉を追って何処まで行ったのやら・・・・・・・・・」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−完−−−−−−−
どうも遅くなりました。DAICHIです。
どうでしたか?今回は大物VS大物でしたからね。多少書きにくかったです。
それとスレイヤーズ15にゼラスは出てくるの?
読んで無いのでゼラスの攻撃方法は僕のお好みでやりました。
読んでくれた人。ありがと〜。