◆-3部活すたーと!-投稿者:もーたん(1/14-22:27)No.812
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8123部活すたーと!もーたん E-mail 1/14-22:27

3部活すたーと!


さ、番外も書いたところで、さくさく学園物へと・・・。
本編大体案まとまりました。
近い内に書きます。
 

「ねーねー、アルス君、どんな部活にするの〜?」
彼女・・・いや、アメリア、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンは俺の方
を向いて笑顔で話す。
俺の1番目の友達が一目惚れした相手だったとは・・・
うーん、幸せだなー。しみじみ。
おっと、しみじみしてる場合ではない。
「えーっと、・・・やっぱ、演劇か、音楽か、うーん・・・」
「早く、決めた方がいいわよ、・・・特に父さんのいるとこはやめといた方が
                   ・・・
・・・」
「・・・父さん?」
「あ、あたしのお父さん・・・フィリオネル父さんよ。セイルーン町の町長を
しているわ」
「アメリアー!!忘れもんだぞい」
「あ、父さん」
「え?父さん?」
俺はくるっと後ろを向いた途端硬直した。
似とらん。
その言葉だけがかろうじて頭の中に浮かんだ。
似とらん!ぜーったい似とらん!!
がっしりした体格、山賊のようなひげ、ああ・・・この二人、本当に親子
かいな。
「・・・ほ?そちらの男子はだれじゃ?」
「あ、アルス君、転校生よ」
「頑張るんじゃぞ、あ、忘れもんだぞ」
「ありがとう、父さん」
だんだんだんだんだん・・・
あーもーわけがわからん。
「・・・つきあってられあんな」
あ、ゼルガディス君、やな奴〜!
「行くぞ、アメリア」
「あ、はい、・・・アルス君、頑張ってね・・・」
・・・・何を・・・。
「あーぁ・・・」
俺はごろんと机にうつ伏せる。
・・・あの二人、ちょっとしたつきあいがあったらしい。
・・・・・。
・・・部活ねえ・・・。
俺は、歌が好きだからやっぱ、音楽部にでも入ろうかなあ。
ちなみに、ここの学園、スカウトして、部員を集めるようになっている。
・・・つまり、ぜーったい、帰宅部はないということだ。
ま、スカウトが来るの待つか・・・。
場面変わる、廊下でアメリアとゼルが歩いている。
「・・・アメリア、なんであいつにかまうんだ?」
「嫉いてるんですか?ゼルガディスさん」
「い、いや、別に」
あさっての方を向くゼルにくすくす笑うアメリア。
「・・・だって、あの人、目を離すと、すぐ寂しそうにするんです、
とても哀しい目で・・・」
「・・・・・」
「だから・・・だれかついていてあげないととても、生きていけないって
感じだったんです。・・・だから・・・・」
「そうか・・・・」
場面変わる。校門前。
「おーい、リナ引っ張るなよ」
「しょうがないじゃない、シルフィールが来る前に・・・」
「ああ・・・ガウリイ様ぁ・・・待って下さい〜(はぁと)」
「あ〜来た〜!!、ガウリイ、行くわよ!!」
「おお・・・」
場面変わる。職員室。
「いやーとても楽しい3年間になりそうですねー」
ちなみにここの学園一年から三年まで教師はいっしょである。
「そういえばゼロス先生、名字の方は?」
「それは秘密です(はぁと)」
場面変わる。校長室。
「またまた、とおおおおおおっても、楽しい3年間になりそうねえ?
教頭S」
「は、はい、L様校長・・・・」
さあ、いよいよスカウトの日。
「リナさん、魔法研究部に入らない?」
「入る入る!」
「ガウリイ君、剣道部に入ってくれないか?」
「おお、また、腕がふるえるぜ!」
「ゼルガディス君、囲碁部に入らないかい?」
「いいだろう」
「アメリアちゃん、音楽部入ってくれない?フルート上手だし」
「いいわよ」
「シルフィールさん、保健部には入らない?」
「ええ、よろこんで」
「アルスくん、音楽部に入らないかい?歌上手だし」
(ぱちっ)指鳴らした音。
「よっしゃ!!」
こうして・・・スカウトは終わった。
次の日から、俺は音楽部に入った。
驚くことにそこにはアメリアがいた。


つづくっ
さ、部活すたーと。
いろんな意味で、楽しさぎゅうぎゅう詰めの学園。
陽気に気楽に参りましょ。








































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813Re:3部活すたーと!松原ぼたん E-mail 1/14-22:43
記事番号812へのコメント
 おもしろかったです。

>本編大体案まとまりました。
>近い内に書きます。
 楽しみにしてます(^^)。
>「ゼルガディス君、囲碁部に入らないかい?」
 しっ、渋い(笑)。

 続きを楽しみにしてます。頑張ってください。
 ではまた、ご縁がありましたなら。