◆-彼の名を・・・-投稿者:アレックス=ギアヤ(1/10-00:52)No.657
 ┣━Re:彼の名を・・・-投稿者:松原ぼたん(1/10-01:11)No.659
 ┣━Re:彼の名を・・・-投稿者:御茶らちゃ(1/10-11:56)No.669
 ┗━Re:彼の名を・・・-投稿者:アレックス=ギアヤ(1/11-15:39)No.739


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657彼の名を・・・アレックス=ギアヤ 1/10-00:52

初めてだぁ 小説書くのはぁ・・・
まあ よんでみてください・・・(汗)

リナさん達とはぐれてしまった・・・
こんな深い森の中で。
あんな人と一緒に・・・。
「ちっ・・こんな森の中で迷うとはな・・・。」
針金で出来た銀髪の髪 岩で出来た肌を持つ いかにも悪人顔の男が言った。
「よりにもよってこんな悪人と・・・」
私は小声で呟いた。
そもそも私がこの人に出会ったのは つい最近である。
悪行から足を洗ったとは言っても、本当かどうか分からない。
名前は「ゼルガディス」と言うらしい。
悪は絶対許さない。
この正義の使者 アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが・・・
どんどん空が闇色になっていく。
夜が広がっていく・・・。
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
沈黙。
完全に夜になった。
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
沈黙。
しばらくして私は決意した。
一人で森を出ようと。
立ち上がって 黙ったまま 真っ直ぐに歩き出す。
「何処へ行くんだ?」
彼が問う。
私は答える
「こんな所でぐずぐずしている暇はないんです 」
私はキッパリと答える。
「ここは ただの森じゃない 夜になれば森の地形が変わる迷いの森だぞ。」
彼もキッパリ答える。
「あなたと居るよりはましです。」
私は前だけを見て走り出す。
自分でも何故あんなことを言ったのか分からない。
ただただ前に進みながら それだけを考えていた。
彼のもとを走り去ってから 随分走った。
真っ直ぐに進んできたはずなのだが・・・
完全に地形が変わっていた。
もはや もとの場所に戻ろうとしても戻れない。
「完全に迷っちゃった見たいですね・・・」
力なく木に寄りかかる。
しばらくここで休むことにした。
風に吹かれて木々が揺れる
草がざわめく・・・

・・・・・・・・・・・・。
2時間ほど眠っただろうか・・・
私は殺気で目が覚めた。
囲まれている・・・。
グルルルルルルル・・・・・
周りから音が聞こえてくる
狼!?
狼がいっせいに飛び掛かってくる。
何匹かは なんとか避けた・・・が。
「!?」
足に激痛がはしった。
その場に倒れ込む ・・・足には狼が噛み付いている。
なんとか足に噛み付いた狼を足から放す
「・・・傷が深い・・・」
血が流れ出す 足が動かない。
それを見た狼達が次々に襲い掛かかってくる。
目がかすんで 意識が朦朧としてくる
だめだ・・・・。
私は気を失った。

・・・・・・・・・・・。
気がつくと 朝になっていた。
傷の手当てが してある。
誰が・・・?
「気がついたか?」
私の横に彼がいた。
「え?あ・・あなたが助けてくれたんですか?」
「・・助けるつもりはなかったがな・・・」
彼は答えた。
「どうして私の場所が?」
「狼の鳴声がしたのでな・・・ 声のする方へ進んでい行っただけだ」
「・・・・ありがとうございました・・」
「なぁに 礼を言われるほどの事はしていない」
彼は明後日の方を見ながら言った
彼のマントが狼に食いちぎられたようにボロボロになっていた。
彼は私を必死に守ってくれたんだ・・・
「さて そろそろリナ達と合流するか」
彼は立ち上がった。
私を背中におぶって・・・。
私は誤解していた・・・私は彼を外見でしか判断していなかった。
これじゃあ 正義のヒーロー失格だなぁ・・・。
私はこれから この人を良く知ろうと思った。
「ゼルガディスさん」
「なんだ?」
「助けてくれたお礼にマントをくつろってあげます!」
「ふ・・・ありがたいな。」
私は初めて彼の名を呼んだ。
ゼルガディスさん・・と。
END

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659Re:彼の名を・・・松原ぼたん E-mail 1/10-01:11
記事番号657へのコメント
 おもしろかったです。

>彼は明後日の方を見ながら言った
 なんかゼルですねぇ。かわいい(笑)。
>私は誤解していた・・・私は彼を外見でしか判断していなかった。
>これじゃあ 正義のヒーロー失格だなぁ・・・。
 アメリア立派。拍手ものです。

 また何か思いついたら是非書いてくださいね。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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669Re:彼の名を・・・御茶らちゃ E-mail 1/10-11:56
記事番号657へのコメント
はじめましてっ!!
御茶らちゃともうします。
ゼルアメですね。わたしもそうなんです。

>「あなたと居るよりはましです。」
うお。(謎)
やっぱりアメリア、最初はそう思ったのかなあ。

>私は誤解していた・・・私は彼を外見でしか判断していなかった。
>これじゃあ 正義のヒーロー失格だなぁ・・・。
>私はこれから この人を良く知ろうと思った。
>「ゼルガディスさん」
>「なんだ?」
>「助けてくれたお礼にマントをくつろってあげます!」
>「ふ・・・ありがたいな。」
>私は初めて彼の名を呼んだ。
>ゼルガディスさん・・と。
いいですよ。ここ。
それでいまああゆう関係に至った、というわけですもんね。
次回作あるんでしたらまたがんばってください。
それでは。

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739Re:彼の名を・・・アレックス=ギアヤ E-mail 1/11-15:39
記事番号657へのコメント
御茶らちゃさん 松原ぼたんさん
こんな小説を読んでいただき誠にありがとうです(涙)。
ネタがまたあったので また書きました。
暇があればよんで見てください。
「二度と帰らぬ恋人」の宣伝とお礼の言葉でした。