ドット絵講座っぽいもの


一坪(ひとつぼ)です。
今、私は というネットゲームをやっています。

このゲームはオフィシャル品や自作、他作のアイテムを自分の家にレイアウトするのが楽しみ方の一つです。
が、同じぐらい楽しいのが自分でアイテムを作ることです。
そしてそのアイテムを自分の家で販売することが出来るのです。
自分が作ったアイテムが売れたときの嬉しさは24歳の誕生日に匹敵します。(微妙)

そんなわけで、せっかくなので(HPの更新もしてないし)私のアイテムの作り方を書いちゃいます。
ま、しょせんヘタの横好きってヤツなので参考にはならないかもしれませんが。
というわけで興味がある方はバカにしながらご覧ください。

※※※ このページは出来る限り手を抜いて作ってます ※※※



今回作るのは「プリンタ」です。
正月に大活躍(私の場合、年賀状作成がプリンタ使用の90%を占めます)の一品です。
では作ってみましょう。


1.ベースを作る。


ドット絵にはサイズに制限があるので、その枠内に収まるようだいたいの形を書きます。



2.大まかに形を整える。


パッと見、それっぽい形にします。



3.細かな線を引く。


これにて下書き完了。
自分的に満足できるぐらい頑張りましょう。
ここで重要なのが「妥協」です。
妥協っていうとイメージが悪いのでデフォルメとしときましょう。
限りあるサイズで全てを表現するのは無理なので、いらない部分をどんどん省きましょう。
省きすぎるとプリンタなのかカマボコなのか分からなくなるので注意。



4.ジャギ取り。


「ジャギ取り」とはギザギザ(ジャギー)を取って線を滑らかにする作業です。





右のプレビュー画面を見れば線が滑らかになっているのが分かると思います。
ギザギザになる部分に元の線より薄い(濃い)色を入れることにより、線をぼかしてイイ感じにします。
これをやることにより「なんか綺麗?」と人心を惑わすことが出来ます。



5.陰影を付ける。


こまかく陰影を付けることにより立体感が出ます。
リアル系のアイテムを作る場合はこの陰影が勝利の鍵です。
コツは光がドコから当たるか決めること。
あとは光が当たる部分を明るくし、光から遠い&影になる部分を暗くするだけです。
グラデーションで陰影を付けた方が騙しやすいです。



6.細かな修正をして完成。


拡大画面ではなく、実際の表示サイズ(コレピクだと家に置いたときのサイズ)でチェックしながら細かな修正をしていきます。
妙にカクカクしてる部分を滑らかにしたり、浮いてる色を修正したり、違和感を感じる部分を直します。
とにかく自分で納得できるまで修正します。
ひたすら修正します。
何が何でも修正します。
でも、やりすぎると修正前のがいい場合が多いです。
そんな時は「やり直し(Undo)」機能が大活躍です。



7.期間をおいてさらに修正。


完成した作品も期間をおいてみるとけっこう気に入らない部分が見つかります。
当時とは自分のクセが変わってたりとか。
そんなわけで暇をもてあましてる時にでも修正します。
ただし、大幅に変更するなら元作品をベースに作り直した方がいいです。




と、こんな感じでドット絵が完成します。
最後に一言。
ドット絵は「描く」のではなく「打つ」のだ!!







裏技コーナー。
せっかく作ったアイテムです。利用しない手はありません。

このように作ったアイテムを改造して他のアイテムを作れば楽できます。
が、修正するより最初から作った方が楽な場合も多々あります。
諸刃の剣です。